た行の不動産用語集

【第1種・第2種住居地域】
都市の土地利用計画の一つで、建築基準法によって建築できる建物の種類、用途、容積率、建ぺい率、日影等について制限する地域のこと。周辺環境を知る目安ともなる。平成4年に法律が改正され、用途地域はそれまでの8種類から「第1種低層住居専用地域」「第2種低層住居専用地域」「第1種中高層住居専用地域」「第2種中高層住居専用地域」「第1種住居地域」「第2種住居地域」「準住居地域」「近隣商業地域」「商業地域」「準工業地域」「工業地域」「工業専用地域」の12種類になった。
【第1種・第2種中高層住居専用地域】
都市の土地利用計画の一つで、建築基準法によって建築できる建物の種類、用途、容積率、建ぺい率、日影等について制限する地域のこと。周辺環境を知る目安ともなる。平成4年に法律が改正され、用途地域はそれまでの8種類から「第1種低層住居専用地域」「第2種低層住居専用地域」「第1種中高層住居専用地域」「第2種中高層住居専用地域」「第1種住居地域」「第2種住居地域」「準住居地域」「近隣商業地域」「商業地域」「準工業地域」「工業地域」「工業専用地域」の12種類になった。
【第1種・第2種低層住居専用地域】
都市の土地利用計画の一つで、建築基準法によって建築できる建物の種類、用途、容積率、建ぺい率、日影等について制限する地域のこと。周辺環境を知る目安ともなる。平成4年に法律が改正され、用途地域はそれまでの8種類から「第1種低層住居専用地域」「第2種低層住居専用地域」「第1種中高層住居専用地域」「第2種中高層住居専用地域」「第1種住居地域」「第2種住居地域」「準住居地域」「近隣商業地域」「商業地域」「準工業地域」「工業地域」「工業専用地域」の12種類になった。
【耐火構造】
建築基準法で定められた耐火性能を備えた構造のこと。鉄筋コンクリート造、レンガ造などが相当する。
【大黒柱(だいこくばしら)】
わが国の伝統的な木造建築物で、最も重要な役割を担う通し柱のこと。家の中央にあり、最初に立てる。一般的にその建築物の中で、もっとも断面が大きい柱。
【耐震構造】
地震で生じる揺れに耐えるように設計された構造のこと。
【耐震ラッチ】
地震の際、扉が開いて中の物が飛び出さないように工夫された掛け金のこと。キッチンの吊り戸棚などに付けられる。
【対面式キッチン】
キッチンとLD(リビング・ダイニング)を区切る壁に、幅1.5〜2m、高さ1m程度の窓をあけたタイプを、カウンターキッチンまたは対面式キッチンと呼ぶ。キッチンで家事をしながら、LDの様子に目を配ったり、LDにいる家族や来客と会話ができる。
【代理】
宅建業者が宅地建物の取引を行う場合の立場を示したもの。売主から代理権を得た不動産会社が売主に代わって販売する。原則として仲介手数料は不要だが、売主と代理人の契約による。
【代理受領】
ローンの申込人に代わって、売主等が金融機関から直接、融資金を受け取ること。住宅ローンでは、事前に抵当権の登記が必要となるため、売主が代金の清算を確実なものにするために、この方法をとる。
【耐力壁】
建築物に対して地震による水平方向の力や重み、風圧力がかかった場合に建築物を支えるように設計された壁のこと。耐力壁は住宅のリフォーム時でも撤去できない。
【タウンハウス】
低層の連棟式住宅で、敷地は各住戸の専有面積の割合による共有となっているもの。
【ダウンライト】
天井に埋め込んだ小型照明のこと。比較的小さな光源で、直接、下方を照らす。玄関や廊下の天井に使ったり、リビングを効果的に演出する補助照明として使われる。
【高さ制限】
建築基準法で、ある地区や地域の建築物の高さの最高限度を定めること。「絶対的高さ制限」「斜線制限」「日影による中高層建築物の高さ制限」等がある。
【高窓】
天井近くなど壁の高いところに設けられた明かり取り用の窓。天井高が3m以上あるような部屋や吹抜け部分に付けられることが多い。開閉できない場所は、はめ殺し窓になることが普通だったが、最近はリモコン等で開閉操作できる窓も増えてきた。
【多機能シャワー 】
打たせ湯や霧状、湯水の流れるパターンを変えるなど、さまざまな機能を備えたシャワーのこと。
【宅地建物取引業】
宅地または建物の(1)売買・交換、(2)売買・交換・貸借の代理、(3)売買・交換・貸借の媒介を、業として(不特定多数を相手に、反復継続して)行うこと。宅地建物取引業の免許を受けて営む者を「宅地建物取引業者」、略して「宅建業者」という。宅建業者には国土交通大臣の免許を受けた者と都道府県知事の免許を受けた者がいる。
【宅地建物取引主任者】
宅地建物取引主任者証の交付を受けた者のこと。都道府県知事の行う宅地建物取引主任者資格試験に合格し、都道府県知事の登録を受けたうえで、宅地建物取引主任者証を交付してもらう。宅地建物取引主任者は不動産取引の際に、宅地建物取引主任者証を提示して、取引の当事者に重要事項を説明し、重要事項説明書の内容確認、記名・押印を行う。
【ダクト】
冷暖房した空気や、換気した空気を送る管路・風道のこと。
【宅配ボックス】
分譲マンションに採用される設備の一つ。「宅配ロッカー」ともいう。宅配業者が宅配便を届けにきた際、届け先の居住者が留守だった場合に、マンションに設置してある宅配ボックスに荷物を入れ、施錠する。代わりに出てきた保管を示すレシートを受け取り、受領印の代わりに持ち帰る。留守宅には、宅配ボックスに荷物を預けたことを知らせる紙やロッカーの鍵などを入れておき、取り出してもらう仕組み。
【ダストシュート】
マンション等の各階にある捨て口からゴミを捨て、最下階や地下にある集積所にゴミを集める縦穴状の設備のこと。
【三和土(たたき)】
玄関から土足で入ってこられる土間の部分。もともとは、花崗岩(かこうがん)等が風化してできた土に石灰や水を混ぜて練った「叩き土」で作った。
【畳】
わらを糸で刺し固めた床(とこ)に、陰干ししたいぐさで編んだ畳表(たたみおもて)を付けて、家の床に敷く建材のこと。畳表は裏返して2回使うことができる。しかし、最近では、社会情勢の変化や新しい建築工法に対応するため、フォームポリエスチレンやインシュレーションボードが使われるようになり、わら床は少なくなっている。地域によって畳の大きさは異なる。マンションや団地の畳のサイズは、物件によって異なることも少なくない。主な畳の大きさは下の表のとおり。
【建売住宅】
不動産会社が住宅を建て、土地とセットで販売するもの。契約してから建てる注文住宅のように、建築工法や間取り、設備や仕様を選べないが、工事の初期段階であれば、ある程度の変更ができる場合もある。
【建売住宅購入融資】
長期かつ低利の住宅建設・購入の資金を国民に融資するため、昭和25年に設立された公的金融機関。住宅金融公庫による融資を通称「公庫融資」という。公庫融資の特徴として、(1)金利が低く、固定型、(2)返済期間が長い、(3)政策金融なので民間ローンにはない条件、手続きがある、(4)融資対象の住宅に制限があり、審査もある、(5)融資額は住宅の価格だけでなく、規模や所在地によって算定される、等がある。住宅を建設・購入するための融資以外にも、住宅の増改築・補修をする場合も融資の対象としている。
【建具】
扉やふすま、障子、窓など建築物の開口部に取り付ける設備の総称。
【建物面積】
建物の延べ床面積のこと。2階建ての場合は、1階の床面積と2階の床面積の合計。バルコニーの面積は含まない。マンションの場合、建築基準法上では壁心(へきしん)計算、登記簿上では内法(うちのり)計算で建物面積を算定する。
【ダブルシンク】
キッチンに大小2つのシンクがあること。大きなシンクの方で食器や鍋類を洗い、小さなシンクの方で野菜の下ごしらえをしたり、洗った野菜や食器の水を切ったり、というように使い分ける。
【ダブルボウル】
洗面ボウル(洗面台で水や湯をためる部分)が2つ並んでいるもの。洗面室の使用が集中する朝には2人が同時に使えて便利。
【溜桝(ためます)】
屋外にある排水管が合流したり屈曲する場所などに、適当な間隔ごとに設けた桝のこと。水に混入した土砂や固形物をここでため、後で掃除をしやすくする。
【段落ちコンロ】
シンクや調理台から10〜15cm低くしたコンロのこと。中華鍋や深い鍋で調理する時に、コンロが低い分、ちょうど使いやすい高さになる。
【段階金利】
住宅金融公庫融資で、借入金の利率が当初10年間と11年目以降の2段階に設定されていること。平成9年度から11年目以降の金利の下限が設けられ、4.0%となった。また、平成10年秋より、年金住宅融資にも一部段階金利制が導入された。
【短期プライムレート】
金融機関の短期貸し出しの標準金利のこと。「短プラ」と略称される。従来は公定歩合に連動していたが、金融の自由化に伴い、現在では市場金利に弾力的に連動させる新短期プライムレートが導入されている。
【団体信用生命保険】
住宅ローンを借り入れる人が加入する生命保険のこと。「団信保険」の略称で呼ばれる。万一、借り入れた本人が死亡あるいは高度障害になった場合、生命保険会社から支払われる保険金をローンの残債返済に充てる。公庫融資の場合、加入の義務はないが、融資利用者のほとんどが団信保険に加入し、保険料を毎年支払う。民間融資の場合は、団信保険への加入が貸し付けの条件となっている。ただし、金利に団信保険の保険料が含まれているため、改めて保険料を払わなくていい。
【断熱材】
グラスウールやロックウールなど、室内の保温や遮熱のために壁の中に入れる下地材のこと。室内の気密性が高まることから省エネになり、結露防止の効果もある。
【担保抹消ローン】
(1)住宅を買い換える時、売却と購入のタイミングをうまく合わせるために、売却までのつなぎを援助する住宅ローンのこと。
(2)持ち家を売却しても、借りていたローンの残債が売却価格を上回り、ローンを返せない「担保割れ」が生じた時に、担保割れ分を補う担保抹消ローンのこと。


【地域地区】
都市計画区域内で、住居、商業、工業、その他の建築物の用途、密度などを適正に配分したり、法律または条例で必要な土地利用の制限を定める地域・地区・街区のこと。具体的には「用途地域」、その他の地域地区(「特別用途地区」「高度地区」「高度利用地区」「特定街区」「防火地域」「準防火地域」「美観地区」「風致地区」など)がある。
【地役権(ちえきけん)】
他人の土地(承役地)を自分の土地(要役地)の一定の都合や利益のために支配する物権のこと。具体的には、水を引いたり、通行したり、眺望や日照の確保のために家を建てさせなかったりするのは地役権の一つ。
【地下室】
建築基準法では、天井までの高さの3分の1以上が平均地盤面より下にある部屋のこと。地上階の延べ床面積の半分までの地下室なら、その面積は容積率算出の延べ床面積に算入されない。地下室は、趣味を楽しむ部屋や収納スペースにしたり、年間を通じて温度差が小さいことを利用して、食品や酒類の貯蔵庫として使える。
【地区計画】
各地区にふさわしい良好な環境の市街地を作るため、整備・開発・保全など土地利用をコントロールする制度。この区域内で建築物を建築したり、土地の区画の形質を変える時には、市町村長への届け出が必要。
【地上権】
借地権の一つで、他人の所有する土地を使用する権利のこと。地主との契約で設定され、登記や譲渡、転貸することができる。
【チムニー】
煙突のこと。暖炉のための煙突ではなく、洋風住宅の外観のアクセントとするため、形だけのチムニーを取り付けることがある。
【地目(ちもく)】
土地の現況と利用状況による区分のこと。田、畑、宅地、塩田、鉱泉地、池沼、山林、牧場、原野、墓地、境内地、運河用地、水道用地、用悪水路、ため池、堤、井溝、保安林、公衆用道路、公園、雑種地の21種類に区分されている。登記簿上の地目と、実際の土地の利用状況が必ずしも一致しているとは限らない。
【仲介】
不動産の取引で、売主と買主の間に立って両者の契約を成立させること。「媒介」ともいう。
【中間金(ちゅうかんきん)】
土地や建物の売買契約を結び、手付金を支払った後、最終決済までの間に支払う金銭のこと。
【中間金利】
住宅金融公庫融資に適用される金利のうちで、基準金利と大型金利の中間の金利のこと。主に中古住宅を購入する際に、この金利が適用になる。
【中古住宅物件概要書・中古住宅調査判定書】
建築後の年数が経った中古住宅について、公庫の定める基準に適合し、融資対象となるか、公庫融資調査技術者が調査し、その結果が記されたもの。公庫のリ・ユース住宅融資を申し込む際には、これを金融機関に提出しなくてはならない。平成12年10月1日に公庫の中古住宅に対する融資条件が拡充されてその書式が変更され、平成12年9月30日までは「中古住宅物件概要書」、10月1日以降は「中古住宅調査判定書」となっている。
【駐輪場】
自転車を保管する場所のこと。マンションの場合、全戸数分の収容力がないと不法駐輪が多くなる。機械式駐輪設備を設置して、1住戸に2台分を確保しているマンションも多い。
【長期修繕計画】
10年後、20年後を見据えて、マンションを定期的に修繕する計画のこと。住宅の寿命を延ばし、快適に暮らすためには、築10年前後、築20年前後をめどに外壁を塗り替えるなど、大規模な修繕が必要となる。公庫付きマンションでは、20年以上の長期修繕計画の作成や、一定額以上の修繕積立金の徴収が条件となっている。
【長期プライムレート】
貸出期間1年以上で、設備資金や長期運転資金など、長期資金の貸し出しに適用される最優遇金利のこと。「長プラ」と略称される。優良企業に適用される金利。
【賃借権】
賃貸借契約に基づく賃借人の権利のこと。賃借権は、賃貸人の承諾がないと譲渡したり転貸できない。


【ツーウェイ】
両面通行の、2方向通行のという意味。例えば「ツーウェイキッチン」という場合、キッチンへの出入り口が2カ所あり、リビング・ダイニングへだけでなく、洗面室へも出入りできるようになっている。炊事をしながら洗濯できるなど家事動線が短くて効率的。
【ツーバイフォー工法(2×4工法)】
北米で生まれた建築工法で、「枠組壁工法」ともいう。躯体を構成する時に、厚さ2インチ×幅4インチの断面の部材を多く使うことから、ツーバイフォー工法(2×4工法)と呼ばれる。軸組工法が躯体を柱や梁で支えるのに対して、ツーバイフォー工法は床や壁、天井といった「面」で躯体を支えるのが特徴。柱のない広い空間が確保でき、耐久性、耐震性に優れ、断熱性も高い。施工が簡単で、工期も比較的短い。
【突き板】
木材を薄くそいだ板のこと。主に良質な木材を原材料とし、内装用に合板などに接着して使われる。
【つくばい】
和風の庭に置かれる石の手水鉢(ちょうずばち)のこと。
【つくば方式】
いわば定期借地権とコーポラティブ方式を組み合わせた住まいの造り方のこと。初めて事業化されたのが茨城県つくば市だったので、この名で呼ばれる。まず、地主から「建物譲渡特約付き借地権」で土地を借り、スケルトン(骨組み)部分は、100年ほどもつような耐久性の高いマンションを建築し、当初30年は地代を払う。インフィル(内装)は入居者の希望どおりに仕上げられる。31年目以降は、地主が建物譲渡特約を実行することで借地権が消滅し、地主が建物を買い取る。入居者は、買い取ってもらった費用を得てマンションを退去してもいいし、通常よりかなり安い家賃で住み続けることもできる。61年目以降は、一般の賃貸住宅と同じ家賃水準になる。通常の定期借地権付き住宅だと、原則50年の契約期間が過ぎれば建物を壊し、更地にして地主に返す。建物を使い捨てることになり、契約終了間際になると建物の修繕意欲が弱まってスラム化する心配もある。また、賃貸住宅に住み替えると、高い家賃を払わなくてはならない。その点、つくば方式は、建物を使い捨てることなく、家賃を払い続ける限り住宅に住み続けられ、しかも31年目から60年目の間は住居費を抑えることができる。建物自体の住宅性能が高く、間取りを自由にできるメリットも大きい。
【付け柱】
構造上は必要ではないが、デザイン上の観点から取り付けた柱のこと。石造りやレンガ造りの壁面に付けられた柱や、ツーバイフォー住宅の和室に設けられた柱も付け柱。
【つなぎ融資】
住宅の購入において、決済から、実際に住宅ローンの資金を受け取るまでの短期間だけ借り入れる融資のこと。つなぎ融資が必要になる理由は、ローンを組む時には住宅の登記をしていないと抵当権を設定できないのに、実際に住宅の登記ができるのは、受け取った融資で残金決済をして物件の引き渡しを受けた後になるため(次図参照)。このような資金確保のタイミングのずれを解消し、売買をスムーズに行うための融資がつなぎ融資。残金を決済する前に入居させてもらう「先行入居」や、所有権の移転・抵当権の設定・ローンの実行を同時にしてしまう「同時決済」を行うなら、つなぎ融資を利用せずにすむ。
【坪単価】
1坪(約3.3m2)あたりの物件価格のこと。
【妻側住戸】
マンションの住棟の端にある住戸のこと。側面にあるため、2面あるいは3面に窓やバルコニーがとれ、採光、通風に優れている。
【つみたてくん】
住宅購入資金を計画的に貯めることを目的に購入する債券のこと。住宅金融公庫が発行する債券は「つみたてくん」の愛称で知られ、5年間、一定額を積み立てると融資額が割増されたり、公庫融資を借りる際の収入基準が緩和されたりする。申し込みは春と秋の年2回。


【手洗いカウンター】
トイレ内の壁面などに設置した手を洗うための設備。便器のタンクに付いた手洗い器のように体の向きを変えることがなく、便器を濡らす心配もない。下部に収納スペースが付いていると、紙類や掃除道具などを収納できて便利。
【DK】
ダイニングとキッチンのこと。
【定期借地権付き住宅】
定期借地権は、平成4年8月1日から施行された新借地借家法に盛り込まれた新しい土地の権利関係で、契約期間や用途、契約内容によって「一般定期借地権」「建物譲渡特約付き借地権」「事業用定期借地権」がある。マイホームの分譲で主に利用されるのが一般定期借地権付きの住宅。土地を地主から50年以上の契約(一般には50年)で借り、そこに建物を建てる。契約時に保証金または権利金を払い、契約期間中は地代を払う。契約期間が終われば、建物を取り壊し、更地にして地主に返す仕組み。土地を所有する場合と比較すると、住宅取得費用がかなり抑えられ、同じ規模で比べると一戸建ては半額程度、マンションなら7割程度で取得できる。借地権には「地上権」と「賃借権」がある。
【定期借家制度】
「借地借家法」の一部が改正され、2000年に導入された制度。従来の借家契約では、正当な事由がない限り契約の更新を拒否できなかったが、契約時に「更新がなく期間の満了により契約が終了する」ことなどを公正証書などの書面を交付して説明することにより、期間満了に伴い借家契約を終了させることができる。平成12年3月1日以降の借家契約では、「従来の借家契約」、「定期借家契約」のいずれかを選択することができる。
【提供公園】
大規模なマンションで、居住者だけでなく周辺住民にも開放され、自由に使える公園のこと。マンションの敷地の一部のように見えるが、所有権は市町村に移してあり、管理も任せる。マンションの敷地とはフェンスなどで区切られていることが多い。
【提携ローン】
不動産会社が金融機関とあらかじめ提携していて、不動産会社が販売する不動産の購入者に融資する資金のこと。すでに物件の審査が終了しているので、購入者の資格に問題がなければ比較的スムーズに借り入れできる。物件にもよるが、物件価格の90〜100%まで借り入れられることもある。
【停止条件付き宅地】
建築条件付き土地の略。土地の売買契約と建物の建築請負契約を一体にした取引方法で、土地の売買契約が先行するが、その土地上に建てる建物の建築請負契約が成立しなければ、土地の売買契約は解除されるというもの。建築請負契約の成立に向けて設計プランを協議するため、必ず3カ月以上の交渉期間が設定され、その期間内で希望を満たすプランが実現できたかどうかにより結論を出す。納得のいくプランができない場合は、やむを得ず期間満了前に解約することも可能。その際、支払い済みの手付金などはすべて返却される(これについては土地売買契約時に必ず契約書面にて確認すること)。また、条件付では土地売主と建物請負人が異なる場合がある。
【ディスポーザー】
調理時に出る生ゴミを機械で粉砕し、排水とともに下水道へ流し込んで捨てる装置のこと。キッチンのシンク下に取り付ける。ただし、下水処理の負荷が大きくなったり、下水道設備の不完全な建物や地域では詰まる原因になったりするので、設置を禁止している自治体も少なくない。
【抵当権】
債務不履行の場合、貸金について他の債権者に優先して弁済を受けられる権利のこと。例を挙げると、金融機関が住宅ローンを貸す際に不動産を担保にしておき、お金を借りた人が返せなくなった場合に、担保にとった土地や建物を強制的に競売して、他の債権者よりも優先的に、競売代金から借金を弁済してもらう。
【TES(テス)】
Thin and Economical Systemの略で、ガス温水冷暖房システムのこと。バルコニーなどに大型ガスボイラーを設置し、水まわりへの給湯と各居室への冷暖房機に温水を送って、暖房や除湿をする。
【手付(てつけ)】
売買契約を交わす時に、当事者の一方から相手方に渡す金銭を「手付(てつけ)」という。不動産会社が受け取る手付は、「解約手付」の性格を持つ。つまり、手付を渡した方が契約を解除する時には、手付を放棄し、相手方が解除する時には倍額を返す。売買契約時に買主が300万円の手付を払った後で解約する時は、買主に300万円は戻ってこない。逆に、売主が契約を解除する時は、600万円を買主に払うことになる。不動産会社が売主の場合は、手付金の額は売買代金の20%以内と定められている。
【手付金等(てつけきんとう)の保全措置】
買主が手付金等を売主に払った後で、売主の倒産などで物件の引き渡しができなくなった場合に、支払った手付金等を返還してもらえる措置のこと。不動産の売買契約で、代金の全部または一部として授受される金銭で、契約を交わした日から物件を引き渡してもらうまでの間に「手付金」「中間金」「内金」などの名称で支払ったものを「手付金等」と呼ぶ。不動産会社が売主となって、未完成物件を売買する場合には代金の5%または1000万円を超える手付金等、すでに完成した物件を売買する場合には代金の10%または1000万円を超える手付金等が支払われる場合に、その全額に対して保全措置を講じなければならない。具体的には、金融機関や保険会社との間で保証委託契約か保証保険契約を結んで保全措置をとる。
【デッドスペース】
設計・プラン上、どうしてもできてしまう、利用するのが難しい空間のこと。収納スペースとなりやすい。
【テナント】
本来は、土地や建物の賃借人や賃借権保有者の意味だが、主にオフィスビルやマンションが賃貸している事務所や店舗、その借主のことを指す。
【デベロッパー】
都市開発や再開発、住宅地の造成・開発、建売住宅やマンション、別荘などの建設・分譲を行う会社のこと。環境から交通、住宅まで計画的に街づくりをしたり大規模な住宅の分譲を行う企業体を指す。
【出窓】
建物の外に突き出たような形の窓。外に突き出ている分、室内に広がりを演出する効果がある。奥行きが20cm程度あると飾り棚として活用でき、照明器具や鉢植えを置くなど実用的。
【テラス】
ダイニングやリビングから直接出入りできるようにした、庭先に向いた広めのバルコニーのこと。部屋と庭とをつなぐ中間的スペースで、石やコンクリートブロックを敷いて庭より一段高くしている。このテラスの上に設けた木の甲板がウッドデッキ。
【テラスハウス 】
低層の連棟式住宅で、各住戸の敷地や庭は各住戸が単独で所有しているもの。
【テラゾー】
大理石や花こう岩を粉砕した粉をセメントや樹脂と練り混ぜ、なめらかに磨いて大理石のような美しい模様に仕上げた人造石のこと。天然石に比べ安価で、耐久性があり、手入れも簡単。ただし、酸や熱には弱い。
【テレコントロールシステム】
HA(ホームオートメーション)の一つ。外出先から電話回線を利用して、空調設備や給湯、換気、照明器具や炊飯器など家電設備の操作、玄関扉の施錠確認などができるシステムのこと。
【テレビ共聴アンテナ】
一本のアンテナで複数戸のテレビを受像する装置のこと。中高層集合住宅では、建物の屋上に親アンテナを立て、これが受信した電波を分配器とケーブルによって各住戸に送る。電波障害対策のため、テレビ共聴アンテナを利用する一戸建てもある。
【テレビモニター付きドアホン】
インターホンにテレビカメラを取り付け、住まいの中から外の様子や訪問者の顔を見ることができる装置。 マンションでは、より安心なセキュリティ対策を実現するため、エントランスにオートロックを設置したテレビモニター付きオートロックシステム採用が増えている。
【DEN(デン)】
巣、ほら穴を意味する英語「DEN」からきた言葉で、書斎や趣味を楽しむための部屋という意味で使われる。特に広さや形の基準はなく、隠れ家的な用途を持つ部屋。
【田園住宅融資】
公庫融資制度の一つ。「本人居住型」と「親族居住型」がある。
(1)住まいひろがり特別融資(本人居住型)
生活の本拠としている住宅のほかに、週末居住用の郊外型住宅や通勤用の職住近接住宅などのセカンドハウスを新築・購入する際に利用できる。従来の「田園住宅融資」を拡充した制度で、住宅の所在地は全国どこでもよい。
(2)住まいひろがり特別融資(親族居住型)
親が住むための住宅を、子どもが新築・購入・リフォームする場合(親入居型)と、子どもが住むための住宅を、親が新築・購入・リフォームする場合(子入居型)に利用できる。従来の「親孝行ローン」がこれに変わった。基本的に公庫融資は、本人の居住が借り入れの条件になっているが、「住まいひろがり特別融資(親族居住型)」だけは、親のために子が、子のために親が借り入れられる融資である。融資額は、取得する住宅の種類によって「マイホーム新築融資」「マンション購入融資」「建売住宅購入融資」「優良分譲住宅購入融資」「リ・ユース住宅融資」「リフォームローン」などと同じ。ただし、債券加算、はじめてマイホーム加算等は利用できない。
【電気温水器】
電気料金が安くなる深夜電力を利用して湯を沸かし、貯湯槽に蓄えておいて炊事や洗面、入浴など給湯に利用する機器のこと。
【電気調理器】
電気で熱くなるヒーターに、鍋底を密着させて調理する調理設備のこと。直火のガスと違って、煮こぼれによる立ち消えの心配がなく、部屋の空気を汚すこともない。
【電磁調理器】
磁力線を使って鍋底を発熱させる調理設備のこと。ワンルームマンションなどでよく採用され、プレート部分は熱くならない。メリットは電気調理器と同じ。
【天井】
部屋の上部を構成する面。躯体を隠し、断熱、遮音、防塵などの役目を果たし、配管や配線を通すスペースでもある。建築基準法では、居室の天井高は2.1m以上とされているが、2.4m以上あると、部屋が広々と感じられる。天井の主な種類には(1)船底天井(2)竿縁(さおぶち)天井(3)格(ごう)天井(4)勾配天井(5)掛込み天井などがある。
【電線の地中化】
電線や電話線を地中に埋めること。電柱がなくなり、家並みがすっきりと美しく見える。コンクリートで上下水道などとの共同溝を作り、その中に電線や電話線を通す。
【天板(てんばん・てんいた)】
キッチンにある作業台のこと。「カウンタートップ」「天板(てんいた・てんばん)」ともいう。シンク、作業台、コンロ、冷蔵庫などをどう配置するかは、使う人の好みやキッチンの広さによる。
【天袋(てんぶくろ)】
天袋には2つの意味がある。
(1)天井面に付いた形の吊り戸棚のこと。地袋と対応する語。
(2)和室の押入れの上部に設置されている収納スペースのこと。
【天窓】
天井や屋根に設けられた開口部で、採光のために設けられるもの。「トップライト」ともいう。壁面に設ける窓より採光量に優れ、建築基準法上の有効採光面積を算定する際には3倍の面積に換算される。部屋全体を明るくしたい時や、大きな窓がとれない、日当たりが悪いなど採光上の問題を抱えた住宅に用いられる。


【ドアクローザー】
開いたドアをゆっくり自動的に閉める装置のこと。「ドアチェック」ともいう。本体はドアに装着し、バネ仕掛けの腕を枠に固定してスプリングと油圧の力でゆっくりドアを閉めるため、指をはさむような事故や騒音を防ぐ。
【ドアチェック】
開いたドアをゆっくり自動的に閉める装置のこと。「ドアチェック」ともいう。本体はドアに装着し、バネ仕掛けの腕を枠に固定してスプリングと油圧の力でゆっくりドアを閉めるため、指をはさむような事故や騒音を防ぐ。
【等価交換】
土地所有者が土地を提供し、事業協力者がそこに区分所有建物を建築し、提供した土地と等価の区分所有権を交換すること。マンションを等価交換で建て替える場合で考えると、(1)区分所有者全員がいったん土地を事業協力者(デベロッパーや住宅供給公社など)に譲渡する(2)事業協力者は、その土地にマンションを建てる(3)区分所有者は、自分が提供した土地と等価の専有部分を取得する、という流れになる。容積率に余裕がある場合は、もとの土地所有者分以外に、一般分譲できる住戸(「保留床」という)を作って、事業協力者が販売し、その売却価格を建設費用に充てる。保留床が多ければ、もとの土地所有者が余分に費用を出さなくても新しいマンションが建てられる。
【登記済証】
保存・設定・移転等によって取得した権利を登記した際、登記所が交付する、登記が完了したことを証明する書面のこと。「権利証」ともいう。
【登記簿】
私法上の権利関係を公示し、保護するため、一定の事項を記載した公の帳簿のこと。「不動産登記簿」を見れば、その土地や建物の所有権がどのように移り変わったか、所有者の利用を制限する抵当権や賃借権などが付いていないかなどが分かる。登記簿は、「表題部」「甲区」「乙区」の3つの欄に分かれている。「表題部」には、土地や建物の所在や種類、構造、床面積、登記の日付等、「甲区」には、所有権に関すること、「乙区」には、抵当権や賃借権、地上権など、所有権以外の権利関係が記されている。
【登記簿面積】
不動産登記簿に記載される面積のこと。土地の場合、実際に測った面積(実測面積)とは多少異なるケースもある。マンションの住戸については、壁の内側部分の面積(内法面積)が登記簿面積となる。パンフレットなどに記載される専有面積より狭い点に注意。
【同時決済】
売主側の抵当権の抹消と所有権移転登記、買主側の抵当権設定登記とローン契約、資金交付を同じ日にすること。同時決済にすると「つなぎ融資」が不要になるため、諸費用が節約できる。ただし、不動産仲介会社などと事前に綿密な準備が必要。
【棟内内線電話システム】
マンション等で、内線によって通信費用の負担なく、住棟内の住戸間の電話ができるシステムのこと。居住者間のコミュニケーションに役立つ。各住戸にファックスも設置するシステムでは、管理組合からの案内や回覧板、地域情報などが送信される。 現在では、マンション構内にLANを構築してインターネットと接続、電子メールはもちろん、回覧板等もこれを利用するなどのインターネットマンションも珍しくなくなってきている。
【塔屋(とうや)】
ビルやマンションの屋上に突き出した部分のこと。エレベーターの機械室や階段室、クーリングタワー、高架水槽などになっている。
【登録免許税】
住宅を新築したり購入した時の土地や建物の登記、ローン借り入れの際の抵当権の登記にかかる国税。
【道路幅員】
道路の幅のこと。建築基準法では、道路の側溝の外側を道路境界とみなして、道路幅員を測る。
【通し柱】
2階建て以上の木造建築物で、土台から軒まで通した1本の柱のこと。建築基準法では、すみ柱やこれに準ずる柱を通し柱にすることになっている。
【ドーマー】
洋風住宅の屋根に突き出している三角屋根の窓のこと。「ドーマーウインドウ」ともいう。屋根裏部屋の採光のほか、外観のアクセントとしても設けられる。
【特定街区】
地域地区の一つ。地区の環境の整備に有効な空地を確保し、良好な建築計画を誘導するために、容積率や高さの最高限度、壁面の位置の制限を定めたり、容積率の割り増しや敷地間の移転等を可能にしている。東京の新宿副都心の高層ビル群や池袋サンシャイン60などが、特定街区制度が活用された例。建築基準法における総合設計制度と類似している。
【特別加算】
住宅金融公庫を利用する際、基本融資にプラスして借りられる融資のこと。基本融資より金利は高い。融資額は、土地と建物をともに取得する場合には、融資種別にかかわらず一律。
【特約火災保険】
公庫融資、年金融資、財形融資などを利用して住宅を購入する際に加入しなければならない火災保険のこと。保険料は、一般の火災保険に比べ、4〜5割安くなっている。銀行融資を受ける時も同様の保険加入を求められるのが一般的。なお、地震や噴火、津波などによる損害は、特約火災保険の対象ではなく、任意の特約地震保険に加入しないと補償されない。
【独立型キッチン】
キッチンの配置方法の一つ。キッチンを、リビングやダイニングなどほかの部屋から独立させるプランで、「クローズドキッチン」とも呼ぶ。料理中の煙やにおい、音などが漏れにくく、キッチン内部がリビングなどから丸見えにならないため、来客時にも雑然としたキッチン内部を見られなくてすむ。
【戸境壁(とざかいへき)】
マンションで、隣の住戸との間にある壁のこと。マンションの壁には、外壁、戸境壁、間仕切り壁の3種類がある。戸境壁が薄いと、隣家と騒音のトラブルが発生しやすい。強度の面からは、鉄筋コンクリートの壁の厚さは15cm以上が望ましい。
【都市基盤整備公団】
昭和56年、日本住宅公団と宅地開発公団を合併して住宅・都市整備公団が設立、さらに平成11年10月1日に都市基盤整備公団と改称された。公共公益施設整備と一体となった既成市街地等の再開発、既存賃貸住宅の建て替えや住宅改善等によるストックの有効活用、市街地の整備改善と一体になった防災公園の整備等を行っている。
【都市計画】
都市の健全な発展と秩序ある整備を図るための土地利用、都市施設の整備、市街地開発事業に関する計画で、都市計画法の規定によって定められたもの。都市計画には、(1)市街化区域と市街化調整区域(2)地域地区(3)都市施設(4)市街地開発事業(5)市街地再開発事業等予定区域(6)促進区域(7)遊休土地転換利用促進地区(8)被災市街地復興推進地域(9)地区計画等の9種類がある。都市計画を定めるのは都道府県知事または市町村で、いったん都市計画が決定されると一定の建築行為などが規制される。
【都市計画区域】
都市計画法に基づいて都道府県知事が定める区域で、一体の都市として総合的に整備・開発・保全する必要がある区域や、住宅都市、工業都市等として新たに開発・保全する必要がある区域のこと。
【都市計画税】
市街化区域内に不動産を持っている限り、毎年かかる地方税で、毎年1月1日現在の所有者に課せられる。
【都市計画法】
都市の健全な発展と秩序ある整備を図り、国土の均衡ある発展と公共の福祉の増進に寄与することを目的に、昭和43年に制定された法律のこと。都市計画の内容やその決定手続き、都市計画の制限、都市計画事業その他都市計画に関しての必要な事項が定められている。平成12年5月、都市計画法の一部が改正され、平成13年5月に施行された。その主な改正点は、土地の有効利用を図るために緩和すべきは緩和を、良好な生活環境の保全のために規制すべきは規制をとメリハリの利いた運用が可能戸なるよう改めたり、地域の自主性を尊重し、地域特性を生かせるような仕組みに抜本的に見直されている。
【土台】
構造躯体の最下部に設けられる構造材のこと。木造住宅の場合、基礎(コンクリート)の上に土台を寝かせ、アンカーボルトで固定する。柱等から伝わる荷重を支え、基礎に伝える役目を果たす。耐久性を高めるために、防腐・防蟻(ぼうぎ)処理を施すことが一般的。
【土地区画整理事業】
土地区画整理法に基づいて、都市計画区域内で、土地の区画形質の変更をしたり、道路や公園など公共施設の新設や変更を行う事業のこと。土地区画整理事業によって、換地(かんち)される宅地の面積が従前の面積より減少する(「減歩(げんぶ)」という)ことによって、公共施設用地を生み出し、宅地の利用増進を図るのが目的。
【トップライト】
天井や屋根に設けられた開口部で、採光のために設けられるもの。壁面に設ける窓より採光量に優れ、建築基準法上の有効採光面積を算定する際には3倍の面積に換算される。部屋全体を明るくしたい時や、大きな窓がとれない、日当たりが悪いなど採光上の問題を抱えた住宅に用いられる。
【都道府県知事免許】
宅建業で、一つの都道府県のみに事務所を設置する場合に、都道府県知事が与える免許のこと。
【戸袋】
雨戸を使わない時に収納するスペースのこと。
【徒歩所要時間の表示】
不動産広告で表示する、物件から最寄り駅や周囲の生活施設、教育施設などへ歩いてかかる時間のこと。1分80mで計算し、端数は切り上げている。最寄り駅まで500mであれば、7分と表示する。ただし、途中にある坂道や歩道橋、信号や踏切での待機時間などは考慮されていないので、実際にかかる所要時間は、歩いて確かめるしかない。
【土間】
玄関の土足で使う範囲。地面のまま、しっくい塗り、石やタイル張り、土砂利仕上げなどさまざまな仕様になっている。
【友の会】
不動産会社が運営する会員組織。会員になると、定期的に会報誌や新しく分譲される物件の情報などを知らせてくれる。さらに、一般公開に先がけてのモデルルーム見学や優先分譲がある場合もある。入会費・会費は無料。
【ドライエリア】
地下室の一方を掘り下げて造られた庭で、採光や通風、防湿を図るためのもの。
【トラップ】
下水の悪臭やネズミ、害虫などが室内に入り込むのを防ぐため、便器や洗面ボウル、キッチンのシンク、防水パンなどの排水管の途中に設けた水がたまる部分のこと。その形によって、S型、P型、U型などがある。
【トランクルーム】
マンションの住戸の玄関脇や地下、別棟などの共用部分に設置されている収納庫のこと。利用料が必要な場合は管理組合に支払い、専用使用する。
【取引条件有効期限】
価格や入居までのスケジュール、住宅ローンなど、その不動産広告で表示されている条件で取引できる期限のこと。有効期限前に値上げなどすることは「不当表示」とされる。
【取引態様】
宅建業者が宅地建物の取引を行う場合の立場を示したもの。売主、代理、媒介(仲介)の3種類がある。
【トレリス】
塀やフェンスで区切った庭先にある多目的な屋外スペースのこと。

あ行か行さ行た行な行は行ま行や行ら行わ行