住宅ローンの種類についてのQ&A

住宅ローンの違いを教えてください。


住宅ローンには、大きく分けて公的融資と民間融資と2つあります。
公的融資には、「公庫融資」「年金融資」「財形融資」「自治体融資」があります。
一般に、公的融資は返済完了までの金利が決まっています。 民間融資は、銀行、生命保険会社、信用金庫、信販会社などの民間金融機関が貸し出すローンのことで、 種類が多いです。

■住宅ローンの種類と特徴
公庫融資 固定金利の公的融資の中では最も金利が低い。年収など一定の条件を満たせば誰でも借りられる。基本融資、特別加算、割増融資がある。
年金融資 厚生年金、国民年金への加入期間によって融資額が決まる。新築、中古にかかわらず同じ金利。一般融資と特別融資、割増融資がある。
財形融資 変動金利の公的融資。財形貯蓄の残高に応じて融資額が決まり、最高400万まで。
自治体融資 公庫融資と組み合わせて借りることを条件としていることが多い。公庫融資より低利のものもあるが、現在は一部を除いて高くなっている。
銀行ローン 公庫融資より融資限度額が大きい(5000万〜1億円)。収入基準が緩やか。
生保ローン 30年返済など長期の固定金利ローンが借りられる。固定金利ローンは借入期間によって金利が異なる。
信販ローン 物件価格の90%・95%まで借りられるものもある。融資の審査が銀行・生保よりも緩やか。